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エンゼルス・大谷にメッツの“ホッキョクグマ”がラブコール「また出てきてくれたらうれしい」

[ 2022年6月30日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―11ホワイトソックス ( 2022年6月28日    アナハイム )

<エンゼルス・ホワイトソックス>3回、大谷はクエトから中越えにソロ本塁打を放つ(撮影・篠原 岳夫)
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 翔平、出てこいや!エンゼルスの大谷翔平投手(27)が28日(日本時間29日)、ホワイトソックス戦で17号ソロを含む3長打で2打点と奮闘したが、チームは敗れ、3連勝を逃した。昨季同様にパワフルな打撃を見せる大谷には、他球団のスラッガーも熱視線。球宴前日に行われる本塁打競争で2連覇中のメッツのピート・アロンソ内野手(27)が本紙の取材に応じ、大谷に2年連続出場へのラブコールを送った。

 夏本番を前に、大谷のスイングに切れが増してきた。一球ごとにタイミングやフォームを変える通算136勝右腕クエトも苦にしない。初回には、この日の全試合で最速の打球速度115・2マイル(約185キロ)の右中間二塁打。3回には内角球をさばき中越えへ17号ソロをかっ飛ばした。

 トラウトと今季2度目&通算5度目の2者連続弾。南カリフォルニアのサーフィン文化をイメージしたユニホーム「シティー・コネクト・ジャージー」で出場した2試合で2発と相性が良い。26日の乱闘での処分の影響で監督代行の“代行”を務めるレイ・モンゴメリ・ベンチコーチから「ここ2、3週間で彼は良くなっている」と評された。7回には救援右腕ケリーから左越え適時二塁打。今季初の1試合3長打で、今月は打率・308、6本塁打の好成績だ。

 球宴ファン投票では現在ア・リーグDH部門2位ながら、約20日後の7月19日(日本時間20日)に迫った夢舞台、さらに前日恒例の本塁打競争への期待も高まる。本塁打競争で2連覇中のメッツの主砲アロンソはこの日、アストロズ戦が行われたニューヨークで本紙の取材に応じ、「今季も出場できれば」と3連覇に意欲。昨年は初戦敗退だった大谷には「また出てきてくれたらうれしい」とラブコールを送った。

 19年に53本塁打で本塁打王&新人王に輝いた大谷と同じ「94年世代」の27歳。愛称「ホッキョクグマ」で、並外れたパワーを持つ。理想は決勝でのガチンコ勝負。「僕もそれを望んでいる。彼が参加すれば本当に楽しいイベントになる」と思いをはせた。

 29日(日本時間30日午前10時38分開始)のホワイトソックス戦で先発登板する大谷。22日には2年連続での本塁打競争出場について「もちろん、光栄なことなので前向きに考えたいなと思います」と語った。ファンも、ライバルも、大谷の参戦を心待ちにしている。(笹田 幸嗣通信員)

 ▽昨夏の本塁打競争 大谷は日本選手として史上初となる出場。1回戦でソト(ナショナルズ)と2度の延長戦を繰り広げた末、28―31で競り負けた。500フィート(約152.4メートル)超えのアーチは1回戦でトップの6本。アロンソは1回戦でペレス(ロイヤルズ)、準決勝でソトを破り、マンシーニ(オリオールズ)との決勝を制して2連覇を達成した。

 【アDHファン投票1位のアルバレス出場微妙?】17年覇者で現在両リーグトップ28本塁打のジャッジ(ヤンキース)、準優勝した19年に史上最多の計91発を放ったゲレロ(ブルージェイズ)は本塁打競争を辞退の方向。ゲレロは左手首痛の悪化を懸念しているという。球宴ファン投票のア・リーグDH部門で現在1位のアルバレス(アストロズ)は本紙の取材に「現時点では考えていない」と語っており、出場は微妙だ。

 ◇ピート・アロンソ 1994年12月7日生まれ、米フロリダ州出身の27歳。16年ドラフト2巡目でメッツ入りし、19年の開幕戦でデビュー。同年に本塁打王と新人王に輝いた。現在69打点はナ・リーグトップで、22本塁打はトップタイ。1メートル90、111キロ。右投げ右打ち。

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