ヤクルト石川は6回1失点も5勝目ならず 3000投球回達成試合で快投も1球に泣く

[ 2022年6月30日 20:07 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年6月30日    マツダ )

<広・ヤ>3000投球回を達成し記念のボードを手にする石川 (撮影・奥 調)
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 ヤクルト・石川雅規投手(42)が30日の広島戦(マツダ)に先発し、6回4安打1失点と好投したが、5勝目はならず。史上28人目の3000投球回を達成した試合で勝利投手とはならなかった。

 この試合まで2997回2/3を投げてきた石川。初回を3者凡退に抑えリズムをつかむと、2回も4番のマクブルーム、坂倉を中飛に仕留め、会沢はフルカウントから空振り三振と3人で片づけた。3回先頭の堂林を三ゴロに打ち取った時点で大台に到達した。ヤクルトでは金田正一、松岡弘以来3人目で、プロ21年目の42歳左腕にまた勲章が加わった。

 打線は0―0の3回に長岡が右越え5号先制ソロ。リードをもらった石川は、5回までわずか2安打に封じたが、6回先頭の小園に右越えソロを浴びて同点。その後の1死三塁のピンチは切り抜けたが、7回から2番手の木沢がマウンドに上がった。

 前回19日の広島戦(神宮)で7回7安打3失点で今季4勝目。斎藤雅樹(巨人)を抜く歴代単独34位の通算181勝を挙げた石川だが、マツダスタジアムの試合に限ると、15年5月23日での勝利を最後に7連敗中で、今回も白星とはならなかった。

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