巨人・原監督 山崎伊は「いい役割を果たしてくれた」と評価「もう少しベテランピッチャーも頑張らないと」

[ 2022年3月26日 18:43 ]

セ・リーグ   巨人7―5中日 ( 2022年3月26日    東京D )

<巨・中2>巨人先発の山崎伊(撮影・久冨木 修)
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 巨人は3点を追う8回に一挙5点を返して中日相手に鮮やかな逆転勝利。3年連続となる開幕2連勝を飾った。

 プロ初登板初先発となった2年目右腕・山崎伊は勝利投手の権利まであと1死となった5回2死から相手先発投手の勝野にプロ1号となる逆転2ランを被弾。6回4安打3失点(自責2)で降板したが、味方打線の反撃で黒星は帳消しとなった。

 試合後、山崎伊について聞かれた巨人の原辰徳監督(63)は「相手打者が非常に嫌がっているなというね、そういう投手ですね」とまずはコメント。「もう少しなんていうか、こう高ぶった状態でね、マウンドに行くかなと思いましたけれども、まあまあ、ああやってね、投げていましたし、まあ、投手の人にすごい打球を打たれましたけど、これも糧にしてくれれば。でも勝ち投手にならなかったけれど、先発としていい役割を果たしてくれたと思います」と落ち着いたマウンドさばきに一定の評価を与えた。

 また、9回に2者連続3球三振を含む3者凡退に抑えて開幕から2試合連続セーブを挙げたドラフト1位右腕・大勢については「きのうよりも非常にこう、落ち着きというものがね、重心というものがやや下がった状態でね、プレーしているというものが、少々成長しているなという感じがしました」とも話している。

 開幕カード3連勝が懸かる27日の第3戦はドラフト3位右腕・赤星が先発マウンドに上がるが、「そうですね、まあもう少しベテランピッチャーも頑張らないとね。はっは」と苦笑い。「あすは赤星にあまり多大な期待はかけませんけどね、平常心の中で抑えて、赤星らしい投球を期待しています」と話していた。

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2022年3月26日のニュース