早大小宮山監督、12失点の投手陣に「どうにかしようと思わないなら野球選手として終わっている」

[ 2022年3月26日 17:01 ]

スポニチ後援第49回社会人・東京六大学対抗戦第2日   明治安田生命12―4早大 ( 2022年3月26日    神宮 )

早大・小宮山監督
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 早大・小宮山悟監督が13安打、12失点を喫した投手陣に苦言を呈した。

 「リーグ戦に先発経験のない投手ばかりだから、覚悟はしていたけど…。開幕まで2週間。この状況を見て、どうにかしようと思わないから、野球選手として終わっている」

 オープン戦で結果を残してきた斎藤正貴(3年、佐倉)が初回に3発を被弾するなど2回6失点KO。2番手・鹿田泰生(2年、早実)も3回4失点と精彩を欠くと、4、5番投手まで失点。8回途中から登板した1年生右腕・伊藤樹(たつき)が唯一の光明では、小宮山監督が最後まで厳しい表情なのは当然だった。

 「全員に競争させます。きょうを見て判断しようと思ったけど、昭和のやり方に戻すしかないかな。それでプロ野球選手になれた実績もあるんだから」。2浪の末、早大に進学。厳しい練習を耐え抜き、ロッテなどで通算117勝を挙げた自身と照らし合わせ、現役投手陣の奮起を促した。

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2022年3月26日のニュース