阪神・矢野監督 プロ初先発の小川の成長を期待「3回り目が先発で一番苦しいところ。どう乗り越えるか」

[ 2022年3月26日 17:36 ]

セ・リーグ   阪神0ー6ヤクルト ( 2022年3月26日    京セラD )

<神・ヤ(2)>ヤクルトに連敗を喫し、表情が冴えない阪神・矢野監督(右) (撮影・平嶋 理子)
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 阪神がヤクルトに、0―6で完封負けをした。開幕2連敗スタートは、巨人と対戦した20年以来2年ぶり。プロ初先発の小川が5回終了まで無失点。6回に投手高橋の内野安打を皮切りにピンチを招き、5番サンタナに2点中前打を打たれたところで降板した。2番手の渡辺も2安打を許し、この回だけで4点を失った。

 矢野監督は、小川に対して「自分ができることをしっかりやれていたように見えた」と評価。課題は、3巡目への投球を挙げ、「3回り目が先発で一番苦しいところ。あのピンチをどう乗り越えていけるかが、勝てる投手になっていけるところかな」と今後の成長に期待を込めた。

 前日15安打を放った打線は、150キロ前後の直球で押す左腕の高橋から2安打しか打てなかった。指揮官は「あれだけ差し込まれるのは、球の勢いと力があったということやと思うけどね」と完敗を認めつつも、「でも、これからも対戦していく投手やから」と雪辱を誓った。

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2022年3月26日のニュース