星稜の大黒柱マーガード、先発は微妙か

[ 2022年3月26日 10:55 ]

星稜のマーガード
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 第94回選抜高校野球大会の大会本部は26日、この日予定していた第8日の2回戦2試合を天候不良が予想されるため中止とし27日に順延すると発表した。

 雨天順延を受けて、星稜(石川)の甲子園室内での練習では、エースのマーガード真偉輝キアン(3年)が完全ノースロー、ボールを握ることもなく、ストレッチなどで体を動かすだけにとどめた。

 1回戦の天理(奈良)戦で8回途中2失点(自責0)と好投しながら、右手指の爪を痛めて途中降板していた。林和成監督(46)は「爪は割れたままだが、投げられない状態ではない。本人もいけると言っています」と現状を説明。雨で中4日となったのは明るい材料だが、最終的には当日朝の状態を見て、起用を判断していく。 大会後に勇退が決まっている林監督は「何とか打ち勝てるようにしたい」と練習でも打撃に主眼を置いた。佐々木優太主将(3年)も「相手の投手もいいが、攻撃が打線となってやっていきたい」とつなぐ打撃での援護を誓っていた。

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2022年3月26日のニュース