名古屋ドジャースV王手 清水&板野が好投で2戦連続零封勝ち 鹿児島育英館中と決勝

[ 2022年3月26日 05:30 ]

スポニチ主催 文部科学大臣杯第13回全日本少年春季軟式野球大会第4日 ( 2022年3月25日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場ほか )

<名古屋ドジャース・明豊中>勝利し喜びを分かち合う名古屋ドジャースのナイン
Photo By スポニチ

 2球場で、準々決勝4試合と準決勝2試合が行われた。1回戦での大会初勝利から快進撃を続ける名古屋ドジャース(愛知)は明豊中(大分)を1―0で下すと、神埼中学校クラブ(佐賀)も2―0で破り、悲願の日本一へ王手をかけた。鹿児島育英館中(鹿児島)は準決勝で相陽中(神奈川第2)に16―2で大勝。26日、静岡県草薙総合運動場硬式野球場で決勝が行われる。

 名古屋ドジャースは準々決勝でエース清水が16のゴロアウトを重ね、77球で完封。続く準決勝は板野が1試合100球の投球制限ルールにより降板となったものの、6回2死まで2安打無失点と好投して2点を守った。「0点はみんなのおかげ」と振り返った板野は、決勝に向け「低めに投げきり抑えたい」と抱負。川本主将は「攻めの守備で、流れを引き寄せたい」と決勝を見据えていた。

 ≪決勝へ打線爆発≫鹿児島育英館中は準々決勝で系列校の日章学園を4―2の逆転で下し、続く準決勝は19安打16得点の猛攻で圧倒。「バッティングに自信がある」と話す森永顕悟監督(38)は「ヒットの内容も良く、練習の成果が出て良かった」と選手を評価した。決勝に向けては「守備からリズムをつくって、気負うことなくスイングさせたい」と打ち勝つ野球で頂点を狙う。

続きを表示

2022年3月26日のニュース