センバツ 京都国際辞退にネット衝撃「必ず夏に」「近江頑張れ」「聖隷クリストファーも出して」の声

[ 2022年3月17日 19:20 ]

京都国際・森下瑠大
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 あす18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)の出場校で、今秋ドラフト候補の最速143キロ左腕・森下瑠大投手(2年)を擁する京都国際(京都)が13人の新型コロナウイルス感染によって出場辞退することが17日、日本高野連から発表された。京都国際の辞退によって近畿地区の補欠1位校である近江(滋賀)を出場校とすることも併せて発表された。補欠繰り上がりとなった近江と長崎日大の一戦は19日の大会第2日第2試合に行われる。

 センバツ開幕前日の新型コロナ感染による出場辞退と補欠繰り上がりの発表を受けてネット上では「聖隷クリストファーも出してあげたい」「聖隷クリストファーじゃないのか…リザーブに入れておけば良かったのに」「聖隷クリストファーじゃないのか…ブロック違うから仕方ないのかもしれないが」「京都国際が出場辞退なら地区関係なくそれこそ聖隷クリストファーだすべきだろ」「聖隷クリストファーも出して!」「優勝候補なのに残念すぎるな」「開幕前日にかわいそうすぎる」「京都国際、必ず夏に帰ってこい!」「近江準備できてるか」「近江は好きだから頑張れよ」「聖隷クリストファー出せやなどと揉めそう」などの声が上がっている。

 今センバツの出場校選考では東海地区出場校に、昨秋東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)でなく、ベスト4の大垣日大(岐阜)が選ばれ物議をかもした。同校の上村敏正監督は選考漏れした理由について「総合力のなさだったと聞いたが…。ケガ人が出て満身創痍(そうい)の中で準優勝した結果は評価されてもいいのでは」と納得できない様子で語り、弓達(ゆだて)寛之主将(2年)は「うそだと信じたかった。このようなこともあるんだな、と残念な気持ち」と落胆を隠せず話していた。

 京都国際は14日に実施した大会前のPCR検査を受けた31人中8人が陽性と判定され、そのうち2人はその後に発熱。陰性となった選手について、16日に再びPCR検査を行ったところ、さらに5人が陽性となったという。この日に同校から大会への参加を辞退するとの申し出があり、大会本部が受理した。大会本部は16、17日に緊急対策本部の会議を開き、京都国際の大会参加について、新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに則り、審議。計13人の陽性者が確認されたことなどから、チーム内での集団感染と判断した。

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2022年3月17日のニュース