パドレス・ダルビッシュ 初BPで最速154キロ!エンゼルス大谷との開幕投手競演あるぞ

[ 2022年3月17日 02:30 ]

フリー打撃に登板したパドレスのダルビッシュ
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 パドレスのダルビッシュが、キャンプ2日目で早くもライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。上々の仕上がりを見せた。 マイナーの打者8人と対戦し、直球の最速は96マイル(約154キロ)をマーク。無安打無四球、3奪三振、内野ゴロ5つと圧倒。2年連続3度目の開幕投手に向け、視界良好だ。「球威もあり、打者も全く前に飛んでいなかった。スライダーもカーブも小さいカットボールも全部良かった」。次回の打者相手の投球はオープン戦登板で、3イニングを予定している。

 開幕の4月7日(同8日)ダイヤモンドバックス戦まで、実戦登板は3試合程度。例年より少ないが「今日も打者相手に投げてコントロールも割と良かった。そんなに心配することはない」と自信を口にした。(ピオリア・笹田幸嗣通信員)

 ≪3度目の同一年に2人か≫日本投手による開幕戦先発は過去に6人が経験し、計12回。最多は田中将大(現楽天)の4回で、野茂英雄の3回、ダルビッシュの2回、松坂大輔(スポニチ本紙評論家)、黒田博樹、前田健太の各1回と続く。同一年に2人が務めたことは17年の田中将&ダルビッシュ、昨年のダルビッシュ&前田と2度あり、今季は大谷とダルビッシュで3度目が期待される。昨年は初めて同日の先発となったが、今季はエンゼルス―アストロズ戦が日本時間4月8日の午前10時38分、ダイヤモンドバックス―パドレス戦が同10時40分開始と、ほぼ同時刻にスタートする。

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