オリ・吉田正 開幕へ上昇気流マルチ!「しっかりと実戦に入っていけてる」今春2度目左翼守備もこなす

[ 2022年3月17日 05:30 ]

オープン戦   オリックス0ー3楽天 ( 2022年3月16日    静岡 )

オリックス・吉田正
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 上昇気流に乗った。オリックスの吉田正が「3番・左翼」で先発出場し、4打数2安打。早川、安楽とシーズン中に何度も対戦が予想される両投手からそれぞれ中前打を放った。

 「きょうはボールの見逃しとか、間合いとか、自分の中で体の感覚的によかった。しっかりと実戦に入っていけてるのかなと思う」

 昨年12月8日に両足関節鏡視下三角骨摘出手術。キャンプインは大阪・舞洲のリハビリ組のC班でスタートし、2月10日に宮崎キャンプに合流。この日オープン戦2度目の左翼守備に就き4度の打球処理、代走を送られる8回まで出場し、初のマルチ安打…と25日の開幕・西武戦へ調整が一気に加速した。

 「左投手から打てたから良かったとかではなく、オープン戦でいろんな投手をみられるのはいいことだと思う。フリー打撃とは全然違いますから。早川投手はいろんな球を投げていたと思いますが、シーズンではそこに駆け引きとか入ってくるでしょうし」

 8安打を放ちながら2度あった満塁機でいずれも併殺打。2度目の零敗で3連敗となった中嶋監督は「今までは選手の調子を上げることでしたが、あとは得点の取り方だと思う」と渋い表情だったが、主砲の完全復調間近で胸をなで下ろしていた。

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