藤枝明誠エース山田蓮、7回5K1失点で復活手応え　「これからです」まずは春季大会上位進出狙う

＜藤枝明誠・常葉大菊川＞7回6安打1失点と好投した藤枝明誠のエース山田
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　右肩痛からの復活を期す藤枝明誠のエース右腕・山田蓮投手（2年）が、上々の内容で第69回春季高校野球中部地区予選（27日開幕）に手応えを示した。17日、5―2で勝利した常葉大菊川との練習試合で7回6安打5三振1失点と好投。ピンチらしいピンチは1死から連打で1点を失った3回だけで、130キロ台の伸びのある直球とスライダーが切れ、制球も無四球（1死球）と安定していた。

　「序盤は苦しかったですけど、中盤から徐々に修正できました」と笑顔。冬場に磨いてきた「勝負できる真っすぐ」についても「球速以上に質が良くなっています」と大きくうなずいた。昨春県優勝に大きく貢献しながら昨夏途中、右肩痛で離脱。秋も登板できずにチームも中部地区初戦で敗れ「チームに迷惑を掛けましたし、これからです」と春の上位進出はもちろん、5年ぶりの夏甲子園へピッチを上げていく。