西武・愛斗 ビッグボスの秘蔵っ子粉砕満弾 3安打全4打席出塁で出塁率もアピール

[ 2022年3月17日 05:30 ]

オープン戦   西武7―5日本ハム ( 2022年3月16日    ベルーナD )

<西・日>初回2死満塁、左越え満塁本塁打を放つ愛斗(撮影・尾崎 有希)
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 西武・愛斗が、新庄ビッグボスの秘蔵っ子を打ち砕いた。初回2死満塁で、5球続いた同学年・姫野の直球を左翼席中段に運んだ。

 17年3月25日の2軍・楽天戦以来のグランドスラムがオープン戦1号。後ろ体重になって体が開く癖の矯正で、左足を上げるフォームからすり足に変えた。その効果が表れた。

 昨季97試合で8本塁打の長打力も魅力だが、「出塁率を高めないと試合に出られない。下位を打つことが多いので、いかにつなげるか」と選球眼を大事にする。この日も2打席目に四球を選び、3安打と合わせて全打席出塁。メンバー交換の際に新庄監督からマスクをプレゼントされた辻監督は「素晴らしかった」と評価した。愛斗は「昨年より成長した姿を見せたい」と開幕スタメンに意欲を見せた。(君島 圭介)

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2022年3月17日のニュース