広島ドラ3・中村健　オープン戦初打点で開幕スタメンアピール　佐々岡監督「可能性ある」

オープン戦   広島2ー1ロッテ （ 2022年3月16日    ZOZOマリン ）

＜ロ・広＞7回2死一、二塁から左越えタイムリーを放つ中村健（撮影・長久保　豊）
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　広島のドラフト3位・中村健（トヨタ自動車）がオープン戦初打点を挙げた。「9番・右翼」で先発し、1―0の7回2死一、二塁で左翼線へ貴重な適時二塁打だ。代わったばかりの育成・佐藤奨がカウント3―1から投じた外角球を捉えた。

　「いいスイングができた。（先発石川に）チーム全体が苦しんでいた中で得たチャンスに打てたのは大きい」

　全試合で先発起用されるドラフト6位・末包（大阪ガス）の陰に隠れがちだが、「アマチュア時代から得意」という左腕から放った一打が持つ意味は大。開幕スタメンを問われた佐々岡監督は「可能性はある。相手は左なので」と明言した。

　「DeNAはローテーションに左の好投手が多い。僕のアピールタイムだと思う」

　3・25開幕戦の相手先発は東。中村健は目を輝かせて時を待つ。