西武が「最先端アカデミー」4月開講 動作解析指導導入 源田「とても本格的」

[ 2022年3月17日 14:46 ]

西武アカデミーでも行われる動作解析による指導(球団提供)
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 小学生から中学生を対象にした野球スクール「ライオンズアカデミー」を運営している西武が17日、今年4月より6校目となる南与野校(さいたま市桜区)を開校すると発表した。元プロ野球選手による技術指導に加え、撮影機器などを活用した動作解析によるトレーニング指導、さらにおとなの方も通えるクラスを設置した新しいコンセプトの野球スクールになる。

 ライオンズアカデミーは2012年から高木浩之コーチなどを始めとしたライオンズOBがコーチを務めていて、昨年度は約530名が受講。4月に開校

する南与野校ではアカデミーコーチの野球指導に加え、源田壮亮選手がトレーニングなどを行っている株式会社「DIAMOND ALLIANS」が運営するディーエーアカデミーと提携し、プロスポーツ選手も取り入れている撮影機器を用いた動作解析などを行い、専門のトレーナーが正しい体の使い方などを指導する。

 南与野校では学年別に3つのクラスを設け、それぞれ定員15人の少人数で密度の濃い練習を行う予定。さらに大人を対象にしたクラスも設ける。募集期間は明日3月18日から27日までで、西武のオフィシャルサイトから申し込むことができる。

 ▼源田壮亮コメント「この動作解析はとても本格的なものです。普段自分でも気が付かない打撃フォームの変化などもこの映像によって気付くことができます。また、アカデミーに入会するこどもたちは成長期真っ盛りだと思いますが、大事な時期にこの動作解析を行ったうえで、さらに専門のトレーナーの方が指導してくれるのは、皆さんの将来にとってもきっと役立つものになると思います。毎日、一生懸命野球を頑張るライオンズアカデミーの生徒さんが、もっと上手くなるチャンスがあると思いますし、ぜひライオンズアカデミー南与野校でもっともっと皆さんの可能性を広げてもらえたらうれしいです」

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