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中日ドラ3・石森の理想 「左の球児」へ磨く火の玉ストレート「新人王が目標。160キロも出したい」

[ 2022年1月24日 05:30 ]

新人王を目指す即戦力・石森

 【22年度球界新士録(9)】独立リーグの九州アジアリーグから初のドラフト指名。最速155キロの即戦力左腕は、独立リーグ出身で初のFA移籍となった又吉(ソフトバンク)が昨季まで務めたセットアップの座を狙う。

 理想の投手像は阪神、カブスで日米通算245セーブを挙げた藤川球児。子供の頃は阪神ファンで、火の玉ストレートに憧れた。06年7月21日、神宮球場での球宴第1戦。9回にカブレラを相手に直球を予告し、全て直球で空振り三振を奪ったシーンが印象に残っている。

 「子供の頃は、藤川さんのプロ野球カードをたくさん持っていた。オールスターでカブレラに真っすぐを予告して三振を取ったのは凄かった。レベルが違うと思った」

 遊学館では3年夏に背番号10で甲子園出場。村上(ヤクルト)を擁する九州学院との2回戦は出番がなく、小笠原(中日)がエースだった東海大相模との3回戦も、大量リードを許した終盤の登板だった。東北公益文科大では1年春からベンチ入り。4年春、秋に優秀選手賞に選出され、プロ志望届を出したが指名はなかった。

 火の国サラマンダーズでは、ソフトバンクなどで通算182セーブの馬原孝浩氏から体の使い方や投手の心得を教わり、急成長を遂げた。24歳でのプロ入りだが、伸びしろは十分にある。

 春季キャンプは1軍スタート。「年齢も1番上だし、即戦力を期待されている。目標は新人王。まずは開幕1軍を目指したい。しっかり鍛えて160キロも出したい」。石森版火の玉ストレートを磨き上げ、リーグ屈指の投手陣の激しい競争を勝ち抜く。(中澤 智晴)

 ◇石森 大誠(いしもり・たいせい)1997年(平9)12月3日生まれ、石川県出身の24歳。遊学館では3年夏に甲子園出場。東北公益文科大では4年春、秋に優秀選手賞選出。社会人・熊本ゴールデンラークスを経て、昨年は九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズでプレー。1メートル78、83キロ。左投げ左打ち。

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