福本豊さん「追い込まれてからうまく打つ」「しつこく粘る」 注目している打者の実名明かす

[ 2022年1月24日 19:55 ]

福本豊氏
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 阪急(現オリックス)黄金時代の選手で通算1065盗塁、シーズン106盗塁など驚異的な日本記録で知られる野球解説者の福本豊さん(74)が23日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にリモートでゲスト出演。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)を相手に現役時代の思い出を語った。

 その中で、盗塁王13回、通算1065盗塁、シーズン106盗塁、14年連続50盗塁以上など“世界の盗塁王”としての数字だけでなく、打者としても歴代5位の2543安打、歴代1位の先頭打者弾43本を含む208本塁打、歴代1位の115三塁打、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)12回などまさに3拍子そろう名選手だった福本さんに対し、石橋から「今の選手見てどうお考えですか?」との質問が飛んだ。

 すると、福本さんは「みんなね、試合に出て来るレギュラーのバッター、3割打ってる人とか惜しい人とかいるけど、みな優秀ですよ」とした上で「いろんな打ち方できるし。難しいボールでもうまくひらうなって。あんなん、僕、できたかな?って思う」と今のプロ野球選手の技術の高さにまずは賛辞を送った。

 そして、石橋から「一番見ていて注目しているバッターは誰ですか」と聞かれると「追い込まれてからうまく打つ。西川とかね」と日本ハムから楽天に移籍した西川遥輝外野手(29)の名前を挙げ「去年あんまり成績ね。悪かったけれども。それまでいろんなところで見てると、うまくひらうな、とか。いつもいつもそうやないですけど、しつこく粘る」とその良さを説明した。

 自身が1番打者だっただけに1、2番を打つ足の速い打者が気になるようで「やっぱり優勝してるところのチーム、割と強いところは1番、2番が優秀です、やっぱり。昔からずっと見てると、どこのチームも1番、2番さえしっかりしとけば3、4、5番は順番に打ってくやろって。1、2番がしっかりしてるところはやっぱり強いですよ」と話していた。

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