福本豊さん「タバコ吸う。麻雀する。パチンコもする。口も悪い」 行動に自信持てず国民栄誉賞辞退

[ 2022年1月24日 19:36 ]

福本豊氏
Photo By スポニチ

 阪急(現オリックス)黄金時代の選手で通算1065盗塁、シーズン106盗塁など驚異的な日本記録で知られる野球解説者の福本豊さん(74)が23日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にリモートでゲスト出演。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)を相手に現役時代の思い出を語った。

 その中で、今でも語り草となっている国民栄誉賞の辞退についても語った。福本さんは1983年6月3日に行われた西武戦(西武)で9回に三盗を決め、当時の世界記録となる通算939盗塁を達成。その後、当時の中曽根康弘首相から国民栄誉賞を打診された。だが、福本さんはこれを固辞。当時、その理由について「立ちションもできんようになる」と話したことは広く知られているが、石橋に「福本さん、本当に…」とそのセリフについて聞かれると「ああ、それはね。一番最後にいうたヤツなんですよ。一番最初はそんなこというてないです。一番最初は『国民の見本にならへん。自分の行動に自信持てないからお断りします』やったんです」とした上で「ほいで、担当記者としゃべりながら最後ね。(自分は)朝まで麻雀して。まず、これあきませんわね。で、タバコ吸う。麻雀する。パチンコもする。口も悪い。そいで最後にね、『朝まで麻雀してラーメンでも食って帰る時にな、立ちションできんくなるわな』って言ったらそれがドカ~ン!といってしもうて…」と続けて石橋を大笑いさせた。

 「雑談に近いところでドカ~ン!と」と楽しそうに回想を続ける福本さん。「せっかくね。とてつもない賞ですよ?軽くないんですよ。そんなもん、ハイいただきますって自分の行動に自信もてない、絶対。僕、まずそれがパッと。遊んでましたから…」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

野球の2022年1月24日のニュース