福本豊さん「ピンチヒッター加藤?なんでやねん!」 51年前の伝説“江夏の9連続奪三振”語る

[ 2022年1月24日 21:21 ]

福本豊氏
Photo By スポニチ

 阪急(現オリックス)黄金時代の選手で通算1065盗塁、シーズン106盗塁など驚異的な日本記録で知られる野球解説者の福本豊さん(74)が23日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にリモートでゲスト出演。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)を相手に現役時代の思い出を語った。

 その中で、伝説となっているオールスター戦での「江夏の9連続奪三振」についてもユーモアたっぷりに振り返った。福本さんより1学年下にあたるレジェンド左腕・江夏豊さん(73)は阪神に在籍していた1971年7月17日、23歳の時に行われたオールスター第1戦(西宮)で9連続奪三振を達成したが、その時のことについて石橋が聞くと「その時は外れてまして」と福本さん。1970年と1972年~87年に計17回に渡って球宴出場を果たしたレジェンドもその年は選外で「魚釣り行ってました」と趣味を存分に楽しんでいたことを明かした。

 「オールスター休みでね。帰り、車の中でラジオを聞きながらずーっと帰ってきましてね、魚釣りから。で、最後の9人目が加藤秀司で。『あぁ、これあかんな!』『ピンチヒッター加藤?なんでやねん!』って思たんです」。福本さんより1学年下で、同じくレジェンド選手だった加藤秀司さん(73)とは松下電器、阪急時代を通じてチームメートで、加藤さんを見に来たスカウトの目にたまたま福本さんもとまって一緒にプロ入りした仲。それだけに石橋も笑いが止まらなかったが、福本さんは「ラジオ(の前)で『なんでやねん!』って思たらやっぱり三振やったんです」と楽しそうで、石橋も「すごいね、高い球を振ってますよね」と伝説のシーンを懐かしそうに回想していた。

続きを表示

この記事のフォト

野球の2022年1月24日のニュース