今季限りで引退の亀井、CS初安打で先制点演出!原監督のスタメン起用に応えた 巨人22イニングぶり得点

[ 2021年11月12日 18:53 ]

セCSファイナルステージ第3戦   巨人―ヤクルト ( 2021年11月12日    神宮 )

<セCSファイナル ヤ・巨3> 3回1死一塁、金久保から右前打を放つ亀井 (撮影・光山 貴大)
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 今季限りで現役引退する巨人の亀井善行外野手(39)が崖っぷちで迎えたヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(神宮)に「2番・左翼」で先発出場。3回に入った第2打席で進塁打となる右前打を放ち、坂本の犠飛による先制点を演出した。巨人は試合前まで19イニング連続無得点が続いていたが、21イニングでストップした。

 0―0で迎えた3回、1死一塁で入った第2打席で相手2番手右腕・金久保がフルカウントから投じた6球目、真ん中高め直球を叩いて打球は右前へ。一走・吉川が一気に三塁へ進むと、続く坂本が初球を中犠飛として吉川が先制のホームを踏んだ。

 亀井はこの安打が今回のクライマックスシリーズ8打席目にして待望の初安打。阪神と対戦したファーストステージ(甲子園)は初戦こそ出番がなかったものの、7日の第2戦には「5番・左翼」で先発出場。投ゴロ、四球、二直で迎えた8回の第4打席では無死一、二塁で見事に送りバントを決めてリードを2点に広げる貴重な追加点を演出した。10日のファイナルステージ初戦では5回に代打で登場してそのまま左翼の守備に入るも左飛、遊ゴロ。第2戦は出番がなく、先発出場となったこの日の初回第1打席は投ゴロだった。

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2021年11月12日のニュース