大島ナイン胸を張れ! 初優勝ならずも意地の猛攻 9回に打者11人で5得点

[ 2021年11月12日 19:07 ]

高校野球秋季九州大会決勝   大島6―12九州国際大付 ( 2021年11月12日    平和リース )

<九州国際大付・大島>9回に美島が3ランを放ち盛り上がる大島ベンチとスタンド
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 初優勝を狙った大島(鹿児島1位)は9回に猛反撃を見せた。途中出場の美島永宝内野手(2年)の左越え3ランなど打者11人の攻撃で5点を返した。安打数は九州国際大付と同じ15安打。一塁側の大島スタンドは大きな拍手に包まれた。

 痛かったのは序盤の大量失点だ。1週間500球の球数制限まで残り33球だった来秋ドラフト候補の左腕・大野稼頭央(2年)は準決勝に続いて中堅で先発出場。先発した背番号5の前山龍之助(2年)が2回途中7失点と打ち込まれた。2番手の武田涼雅(2年)主将は5失点したが、3回以降は大量失点はしなかった。塗木監督は「低めに集めれば抑えられることが分かったと思う。収穫のあった試合だった」と語った。

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2021年11月12日のニュース