広岡が執念のヘッスラ 巨人が8回に追いつく 引き分けでも終戦…残す攻撃はあと1イニング

[ 2021年11月12日 21:02 ]

セCSファイナルステージ第3戦   巨人―ヤクルト ( 2021年11月12日    神宮 )

<セCSファイナル ヤ・巨3>8回2死二、三塁、広岡の打球を西浦が処理するが送球が遅れ適時内野安打に(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の広岡大志内野手(24)が引き分けでも3年連続となる日本シリーズ出場が完全消滅する古巣・ヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(神宮)で同点打を放った。

 「7番・三塁」で先発出場。1―2で迎えた8回、2死からウィーラーの右前打と大城の四球出塁などで築いた二、三塁のチャンスで入った第4打席で相手5番手右腕・清水から遊撃へのゴロ。間一髪のタイミングで一塁ベースにヘッドスライディングし、執念のタイムリー内野安打をもぎ取った。ヤクルトの高津監督はすかさずリクエストしたが、審判団によるリプレー検証の結果、判定は覆らず。巨人が逆転された直後に追いついた。

 ただ、ヤクルトはこの試合を引き分けても6年ぶりの日本シリーズ進出が決定。巨人はラスト攻撃となる9回に得点しないと敗退が決まる。

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2021年11月12日のニュース