ヤクルト・青木 悲願の自身初日本一へ意気込み「大きな試合で力を発揮できるように」

[ 2021年11月12日 22:27 ]

CSファイナルS第3戦   ヤクルト2ー2巨人 ( 2021年11月12日    神宮 )

7回2死満塁、逆転打を打った青木はガッツポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 アドバンテージ1勝を加えて3勝0敗としてクライマックスシリーズ(S)ファイナルステージ(S)突破に王手をかけていたヤクルトは12日、0―1の7回に青木の左前2点適時打が飛び出し一時逆転。8回に同点に追いつかれたものの巨人と2―2の9回表コールド引き分け。3戦2勝1分けで3勝1分けとし、15年以来6年ぶり8度目の日本シリーズ進出を決めた。

 0―1とリードされて迎えた7回2死満塁で青木は巨人3番手・中川の初球ストレートを左前に運び、一気に2人が還り逆転に成功。初の日本シリーズ進出に闘志を燃やす青木のド派手なガッツポーズにベンチの村上も雄叫びを上げて喜んだ。

 共同会見で青木は「このクライマックスシリーズを勝ち抜いた今は日本一になることが目標です」と宣言した。06年、09年に侍ジャパンで世界一を経験し、メジャーリーグ時代にはワールドシリーズも経験している青木。大舞台の経験を日本シリーズで活かしたいか聞かれると「ワールドシリーズもそうですけど、国際大会などの大舞台は独特な緊張感があります」と話した上で「その辺のこれとこれは違うみたいには思いたくないので、大きな試合で力を発揮できるようにとは思っています」と悲願の自身初日本一へ意気込んだ。

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