阪神・大山 不動の4番へ再出発の秋「一日一日、一球一球を無駄にしないように」

[ 2021年11月12日 05:30 ]

ロングティーを行う大山
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 来季こそ不動の4番の座を勝ち取るべく、阪神・大山は再出発を誓った。近本、糸原らが免除となる中、秋季練習に参加。今季終了したばかりながら、言葉に危機感を漂わせた。

 「やることはたくさんありますし、シーズンが終わったばかりと言ってもあっという間に来年が始まってしまうと思う。一日一日、一球一球を無駄にしないように、何が必要か考えてやりたい」

 主将で4番としてスタートした今季は好不調の波が激しく、終盤は先発落ちも経験。打率・260、21本塁打、71打点に終わり、試合数が少なかった昨季より全て悪かった。矢野監督は「去年に比べたら今年苦しんだわけで。アイツがどうしていきたいのかというのも、明日以降も聞いてみたい」とサポートを約束。来季が6年目で28歳の年。もう絶対に後退はできない覚悟で、秋から泥にまみれる。(山添 晴治)

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2021年11月12日のニュース