ヤクルト・塩見　またマルチ!!走者一掃三塁打で2夜連続お立ち台

セCSファイナルS第2戦   ヤクルト5－0巨人 （ 2021年11月11日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞6回2死満塁、菅野から3点中適時三塁打を放つ塩見（撮影・光山　貴大）
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　2夜連続となった神宮のお立ち台。照れくさそうに上がったヤクルト・塩見は「その前の（川端）慎吾さんが重苦しい中で四球を選んでくれて楽な気持ちで打席に入れた」と代打の神様に感謝した。

　2点目を奪った6回。なお2死満塁から左中間への走者一掃三塁打を放った。この一打で今季4戦2敗を喫していた相手のエース・菅野をKO。3回にも先頭で二塁打を放っており、2戦連続マルチ安打に「この勢いのまま明日も勝って、日本シリーズを決めたいと思う」と盛り上げた。

　4番の村上もCS初安打を含む2安打に1四球、敵失と全4打席出塁。2、6回の安打はそれぞれ先頭で好機を演出し、先制、2点目の生還を果たした。高津監督も「凄くいいバッティングだったと思う。レフトへ強い打球を打つし、いい状態」と目を細めた。

　20歳の奥川に続き、24歳の高橋に白星がついた。初戦は初回、この日は2回と、打線は序盤に先制点を奪って援護した。レギュラーシーズンと同様、一丸で白星を積み上げる。（川手　達矢）