崖っぷちのロッテ 3回中村奨の左犠飛でファイナルS初得点で先制!打線のテコ入れ成功

[ 2021年11月12日 18:50 ]

CSファイナルS第3戦   ロッテーオリックス ( 2021年11月12日    京セラD )

3回1死二、三塁から中村奨の左犠飛で荻野が生還(撮影・長久保 豊)
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 ロッテはパ・リーグのクライマックス(CS)ファイナルステージ(S)第3戦で3回に先制点を挙げた。この得点がファイナルS初得点となった。

 ロッテは、オリックスの山本に4安打完封負けを喫してCSファイナルS初戦を落とした。2戦目も零敗を喫して、リーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの3勝リードとなり、日本シリーズ進出へ崖っぷちに追い込まれた第3戦はスタメンを大きく動かした。前日まで2番を打っていたマーティンを6番に下げ、代わって和田を起用。今季24盗塁でともに盗塁王に輝いた1番・荻野とともに「盗塁王コンビ」を組んだ。「5番・右翼」で角中を起用。エチェバリアを7番に下げ、捕手も加藤に代わって柿沼がスタメンマスクをかぶった。

 0―0の3回1死走者なしから荻野の投安で出塁。続く和田が左線際の二塁打で1死二、三塁のチャンスで中村奨の左犠飛で三塁走者の荻野が本塁に生還して先制点を挙げた。

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2021年11月12日のニュース