巨人2戦連続零敗　初回2死満塁もリプレー検証で死球にならず好機逃す

セCSファイナルS第2戦   巨人0－5ヤクルト （ 2021年11月11日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞初回2死満塁、死球ではないかとのリクエストも実らず、主審（左）からボールを告げられる中島（撮影・光山　貴大）
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　スコアボードは「0」のまま。巨人は、わずか2安打でCSでは球団3度目となる2試合連続零敗を喫した。

　原監督が「1点も取れていない。結果的にはあのチャンスだけだったのかな」と嘆いたのは初回だ。高橋の立ち上がりを攻め広岡の二塁打と2四球で2死満塁。中島の左肘付近への際どい投球にリプレー検証を要求したが、死球にはならず。空振り三振で無得点に終わると高橋の前に4回以降は無安打に終わった。

　レギュラーシーズンでもなかった3失策と守備もいいところなし。6回は無死二塁で平凡な遊ゴロを坂本が一塁悪送球。取れるアウトを取れず4失点につながった。3年連続の日本シリーズ進出へ崖っ縁となった。（小野寺　大）