ロッテ・岩下 6回3安打2失点9Kで降板、6回に右手の爪が割れるアクシデント後に宗に逆転弾浴びる 

[ 2021年11月12日 20:30 ]

CSファイナルS第3戦   ロッテーオリックス ( 2021年11月12日    京セラD )

6回1死一塁から宗に逆転2ランを打たれた岩下(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの岩下大輝投手(25)が12日に京セラドームで行われたパ・リーグのクライマックス(CS)ファイナルステージ(S)第3戦に先発登板したが、6回2失点で降板した。

 ロッテは、オリックスの山本に4安打完封負けを喫してCSファイナルS初戦を落とした。2戦目も零敗を喫して、リーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの3勝リードとなり、日本シリーズ進出へ崖っ縁に追い込まれた第3戦は岩下が先発を任された。

 3回まで無安打投球を披露。1―0の4回に福田に左安を打たれてこの試合初安打を許し、2死一、二塁のピンチを招くがT―岡田から空振り三振を奪ってピンチを切り抜けてガッツポーズを見せた。その後も快投を続けていたが、6回1死走者なしで福田に右前打を浴びると右手の人差し指の爪が割れて一旦ベンチに下がったがマウンドに戻った岩下。6回1死一塁で宗に初球を右翼席へ運ばれる逆転の1発を浴びた。岩下は6回91球を投げて、3安打2失点9奪三振で降板した。

 7回表にチームは同点に追いつき、7回裏から国吉が2番手でマウンドに上がった。

 ▼岩下(6回3安打2失点)試合の入りと、先制点を取った後の守りはうまく集中できていて良かったのですが、最後の詰めが甘くなってしまいそこは良くないこと。ツメが割れた後、ちょっと簡単に入ってしまった。もっと慎重に行くべきでした。絶対に負けられない戦いでの失投、失点はチームに申し訳なく思います。

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