阪神ドラ2の鈴木が仮契約 音楽は乃木坂からジャズまで聴く幅広さ「伝統の一戦に自分も投げたい」

[ 2021年11月12日 21:00 ]

阪神と仮契約を完了した創価大の鈴木勇斗(球団提供)
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 阪神にドラフト2位指名された鈴木勇斗(21)投手が12日、都内ホテルで契約金7000万、年俸1200万(いずれも年俸は推定)で仮契約した。背番号は未定。一問一答は以下の通り。

 ー―仮契約を終えて、プロ入りへの実感はわいてきた。
 「やっぱり日を重ねるごとにプロになるんだという実感がわいてきています」

 ー―大学時代で印象的なことが奪三振能力の高さ。ゲームメイクする上でその意識は。
 「三振をとりたいときにとれるというのは、すごく強みというか、なかなかできないことだとは思っているんですけども。そこで三振というこだわりは自分のなかではあるので、それがつながっているのかと思います」
 
 ―ー対戦打者が勢いがあるときは直球に当たらない、かすらないということがあるが、空振りをとれる真っすぐがその日のバロメーターになる。
 「その日の調子がよければ、真っすぐとわかっていてもなかなか当たらないということは野手とかによくいうんですけども、そこの調子のバロメーターがまだまだこう大きいというか、いいとき悪いときがはっきりしているので、そこをもっともっと、調子のいい悪いを少なくしていくために、これからやっていきたいと思います」

 ―ープロの世界では高橋や、参考にしているカーショーも真っすぐで空振りがとれる。自身の強みをいかして目指していきたいか。
 「そうですね。これまでの自分のピッチングスタイルというのを変えずに、真っすぐと、また奥行き、緩急のあるピッチングっていうのをプロの世界でも続けていきたいと思います」

 ―ーゴリラはなぜそう呼ばれている。
 「顔が、ゴリラに似ているからだと思います(笑)」

 ー―即戦力で先発でと聞かされて、自身の心境は。
 「言われたときはすごくうれしかったですし、ローテーション入るためにはこれからたくさんアピールしていかないといけないと思って。これからまたやっていくぞという気持ちが強いです」

 ―ー先発には高橋と伊藤将だけだが、2人の投球をみたり参考にしたりは。
 「やっぱりお二人とも、すごく強い真っすぐと変化球があって、自分に足りないものはまだまだたくさんあるので、みていてすごく参考になりますし。これから、あそこまでレベルを上げていかないと1軍では投げられないと思っているので、すごく刺激にはなっています」

 ―ー伝統の一戦で高橋が防御率0点のGキラーと呼ばれる。自身も目指したいか。
 「やっぱり伝統の一戦という巨人戦は自分も投げたいという気持ちがありますし、高橋選手がああいうピッチングをしていると、自分も頑張らないとという気持ちになるので。巨人戦に投げられる日は、理想、頑張りたいと思います」

 ―ー伊藤将司が巨人で初勝利。
 「伝統の一戦で初勝利はすごいことだと思いますし、このチームもすごく強いので、どこのチームに投げても勝てるように準備したいと思ってます」

 ー―好きな音楽やアニメは。
 「音楽はずっと乃木坂46を聴いてたり、あとは中学からジャズ聴いてたり。アニメは最近は見てないです」

 ー―ジャズを聞くきっかけは。
 「地元の駄菓子屋さんでジャズが流れてて、ずっと聴いていたので好きになりました」

 ー―音楽アプリで今も聴いてる。
 「聞いてます。ジャズは休日だったりゆっくりしたい時に聴いていて、試合前とかは乃木坂46とかそっちを聞きます」

 ―ー広めていきたいか。
 「あまりまぁ、聴いてるよってくらいで(笑い)」

 ―ー緩いカーブが特徴、何キロ。
 「110キロからいくかいかないかくらいですね」

 ー―どんな場面で使うか。
 「バッターが真っ直ぐ張ってたり、打つ気だったりする時にカーブを投げてみたり、タイミングが合ってるなって思ったときに一球カーブを投げて、目線上げるとかタイミングをずらすために使ってます」

 ー―性格は。
 「自分はすごく負けず嫌いなので、ピッチングも打たれて、打たれるもんなら打ってみろという気持ちでいつも投げてます」

 ー―負けず嫌いは小さいときから。
「そうですね」

 ー―ライバルがいる。
 「小学校とかは2番手だったので、1番手がキャプテンで左ピッチャーでエースっていうのがいたので、そこは悔しい思いをしてました」

 ―ージャズは何を聴いている。
 「最近レディーガガさんとジャズの有名な方がコラボしたのがあって、それをよく聞いてます」

 ー―登場曲は乃木坂を検討。
「まだ、そこは決めてないですね。色々候補は沢山あるというか、決めきれてないのでまだはっきりはわからないですね」

 ー―佐藤輝がももクロ好きで応援もされていた。
 「応援してくれたらすごくうれしいと思います」

 ー―CDも持ってる。
 「少し持ってもます。多くはないです。3枚くらいです」

 ー―森木の連絡先。
 「自分の後輩が地元が一緒で連絡先持っていたので、もらいました」

 ―ーどういうことを教えてほしいか。
 「真っ直ぐだったり変化球だったり自分にはない感覚とか持っていると思うので、色々聞いてみたいと思ってます」

 ー―年齢は関係なく質問したいことは聞いていく。
 「自分より年下でも自分よりすごいピッチャーはたくさんいるので、そこは関係なく、いいものは自分のものにしたいので」

 ー―連絡は頻繁にしてるか。
 「最初もらった当日に連絡してそれ以降は話してないです」

 ー―自主トレで会うまでに仲を深めたい。
「会う日が近くなったら、また連絡しようと思ってます」

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