DeNA三浦監督 2人の新コーチに「動のタカシ、静のタカノリ」

[ 2021年11月12日 17:51 ]

三浦監督、斎藤コーチが見守る中、ブルペンで投げ込むDeNA・伊勢(球団提供)
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 DeNAの秋季練習は12日、第2クールが終了した。三浦大輔監督(47)は選手の精力的なトレーニングを意欲的に見守る新任コーチの特徴をこう表現した。

 「各コーチは連係を取りながら指導に当たっている。新コーチ?動のタカシに静のタカノリかな。対照的だけどね」

 投手担当の斎藤隆コーチ(51)は身振り手振りの指導。この日、ブルペン入りした2年目の伊勢大夢(23)は上体の開きを抑えるため、左手の壁の意識を注意されたという。「7、8割の力でバランス良く投げろ。シーズンが終わってバランスを崩すのはもったいないぞ」とアドバイスも送られた。

 一方、打撃担当の鈴木尚典コーチ(49)はジーッとナインを見つめながら、時折声をかけると言う。

 「コーチ陣とは毎朝、ミーティングしつつ、個人々々の課題を確認しています。もちろん肉体だけでなく、今季をフィードバックするよう頭も動かしてます」と指揮官。就任1年目こそ最下位に低迷したが、98年のVメンバーが支える来季への戦いはすでに始まっている。「まずは準備の準備。去年足りなかったものをこの秋季練習で補いつつ、来春のキャンプにつなげたい」。三浦監督が熱く語った。

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2021年11月12日のニュース