オリックス 劇的決着で25年ぶりの日本シリーズ決めた 小田が値千金の同点打

[ 2021年11月12日 21:40 ]

パ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルラウンド第3戦   オリックス3ー3ロッテ ( 2021年11月12日    京セラD )

<パCS2 オ・ロ(3)>9回、サヨナラ決着にベンチを飛び出すオリックスナイン(撮影・長久保 豊)
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 オリックスが9回に追いつき、ロッテと3ー3でドロー。ドラマチックに25年ぶりの日本シリーズ出場を決めた。

 1点を追う9回に先頭のTー岡田が右前打。続く安達が左前にはじき返し、チャンスを一、二塁と拡大した。続く小田はバントの構えからバスター。打球は右翼へ抜け、右翼手がボールの処理にてこずる間に二塁走者が生還した。

 中盤までは、理想的な展開だった。1点ビハインドの6回に宗が逆転2ラン。ベンチの士気も一気に上がった。終盤には、後がないロッテの気迫にリリーフ陣が飲まれ、一度は逆転された。しかし、最終回に守護神の益田を攻め立て、歓喜の瞬間を迎えた。

 史上初めて、両リーグともに無敗で決着したファイナルラウンド。20日からの日本シリーズでは、ヤクルトと26年ぶりに雌雄を決する。

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