大谷翔平 「オールMLBチーム」で初快挙 先発&DH2部門で最終候補入り 24日結果発表

[ 2021年11月12日 05:30 ]

エンゼルス・大谷
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 大リーグ機構(MLB)は10日(日本時間11日)、ファン投票などで選出する「オールMLBチーム」の最終候補を発表し、エンゼルスの大谷が先発投手、DHの2部門でリスト入りした。2年前から始まった表彰で、1選手が2部門で候補入りするのは初の快挙。最終結果は23日(同24日)に発表される。

 ア・ナ両リーグの区別なくファーストチーム、セカンドチームが選ばれ、先発投手は22人から5人、DH部門は5人から1人が選出される。昨季はカブスでプレーしたダルビッシュ(現パドレス)が日本選手で初めてファーストチーム入り。ツインズの前田がセカンドチームに入った。

 大谷は米4年目の今季は投手で9勝を挙げ、打者ではリーグ3位の46本塁打に加えて100打点、26盗塁。このオフは7年ぶりの選出となったコミッショナー特別表彰、選手間投票による年間最優秀選手など表彰が続き、18日(同19日)には、最終候補入りしているア・リーグMVPの発表も控えている。

 ≪大谷代理人が強調 エ軍と関係良好 契約経過は言及避け≫大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏が、GM会議の会場を訪れて取材に応じた。23年まで保有権を持つエンゼルスとの契約延長交渉が注目される中、「契約に関する経過は話せない」と言及を避けた。一方で、「エンゼルスは素晴らしい球団であり(大谷は)このチームの一部でいることに喜んでいる」と球団との良好な関係を強調した。

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2021年11月12日のニュース