九州国際大付が15安打12得点でV 秋季九州大会では初の王者に

[ 2021年11月12日 20:01 ]

高校野球秋季九州大会決勝   九州国際大付12―6大島 ( 2021年11月12日    平和リース )

<九州国際大付・大島>優勝して喜ぶ九州国際大付ナイン
Photo By スポニチ

 九州国際大付(福岡1位)が15安打12得点と打線が爆発し、7季ぶり3度目、秋季大会は初優勝を飾った。

 初回に1点を先制すると、2回は2死二塁から4連打で加点。さらに連続死球でチャンスを広げ、6番の白井賢太郎内野手(1年)が左越えに満塁弾でこの回だけで8点を挙げた。楠城徹監督は「2アウトからのつなぎ(の攻撃)が頼もしかった」と評価した。

 打線は全4試合で2桁安打。準々決勝からは3試合連続2桁得点をマーク。準々決勝から3試合連続で違う選手が満塁弾を放った。4試合で43得点と猛打が爆発。強打を支えのは3年生の存在だ。

 旧チームでエースだった最速146キロ右腕の山本大揮と左腕・内山将がチームに同行し、打撃投手を務めた。白井は「2人ともレベルが高いので、公式戦で楽な気持ちで立てる」と感謝。スタンドから声援を送った山本は「予想以上に打ってくれて、自分もうれしい」と後輩たちを頼もしそうに見つめていた。

 20日開幕の明治神宮大会でも猛打で頂点を目指す。野田海人主将(2年)は「1番から9番までどこからでも点を取れるのが持ち味。神宮大会でも見せつけたい」と目を輝かせた。

続きを表示

2021年11月12日のニュース