つば九郎「てんしょんあがりすぎた」 “おとももち”内川のサヨナラ打に号泣「なけたよ」

[ 2021年7月9日 22:56 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―3広島 ( 2021年7月9日    神宮 )

<ヤ・広>試合後、つば九郎、川端(右端)と笑顔でポーズする内川(撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトの人気球団マスコット「つば九郎」が9日、自身のブログを更新。ソフトバンクから今季加入した内川聖一内野手(38)の中前適時打で同日の広島戦(神宮)にサヨナラ勝ちを収め、涙したことを明かした。

 ヤクルトは2―3で迎えた9回、先頭・中村が四球を選ぶと、代走・渡辺がすかさず二盗に成功。サンタナが左前打でつないで無死一、三塁とすると、代打・川端の中前適時打でまずは3―3の同点に追いついた。代打・宮本がバントできっちり送って1死二、三塁とすると、塩見が申告敬遠され、1死満塁。ここで打席に入った代打・内川が2ストライク1ボールを追い込まれた5球目、外角チェンジアップにバットを投げだすようにして打球を中前に運び、代走の三走・荒木がサヨナラ勝ちのホームを駆け抜けた。チームメートから手荒い祝福を受けた内川は満面笑み。その後、ヤクルト移籍前から“おとももち”だったつば九郎とがっちり抱擁を交わした。

 「ないすげーむ!」とブログを書き出したつば九郎は「あきらめないで。まさにそのとーり。ちーむのみんな、おうえんのみんなでつないだ~ぐっばいうぃん!どうてんだが、しんごくん。さよならだが、うっちー。さゆうの、あんだせいぞうきだぞ!~ぱちり」と右手に内川、左手に川端慎吾内野手(33)を従え真ん中で写った3ショットを披露すると「さいこうです。てんしょんあがりすぎた。おとももち、うっちーのさよならひっとに、なけたよ。おえつでなく、さらさらでてました」と、とめどなく涙が出たことを明かした。

 「べんちのみんなも、てあらい、やくるとすたいるでのしゅくふく。やくるとのいちいんになれたって。とっくに、なってるよ~」と内川のコメントも受けて感激しきりのつば九郎。

 内川 おれはじめてだから、なにしていいかわかんねぇ~!(と、きょろきょろ)

 川端 つばくろうが、かってにやります。

 内川 たのむよ、つばくろう。

 と、3人での会話も明かし、内川がスタンドの特定な場所に向かって手を振る姿に「うっちー、かぞくかな?だとしたら~。つばさふじん、おひさー」と元フジテレビアナウンサーの翼夫人(40)に自らも手を振ってみせるサービスっぷりだった。

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