中日・小笠原「言霊ですね」　女房役の一発、ベンチで懇願していたら！　自己最多6勝目も感謝

セ・リーグ   中日3－1DeNA （ 2021年7月9日    バンテリンD ）

＜中・D（13）＞勝ち星を挙げた小笠原（左）は、木下拓を迎える（撮影・椎名　航）
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　中日・小笠原が7回4安打1失点と好投し、自己最多6勝目を挙げた。序盤に直球主体の投球で攻めたことで中盤以降、変化球が要所で生き、4番・オースティンからチェンジアップで2三振を奪い「ストライクゾーンで勝負ができた。6勝に満足することなく次も頑張ります」とうなずいた。

　1―1の7回には木下拓が勝ち越しソロ。女房役の一発で白星をつかみ「やってくれると思い、ベンチで“一発お願いします”と言ったので、びっくりした。言霊ですね」と感謝した。

　7日に西武・松坂が現役引退を発表。中日に在籍した2年間、野球をはじめ様々な事を右腕から学び「いろいろ教えてもらい、濃い2年間だった。結果で恩返ししていくだけ」と小笠原。

　前半戦最後の登板を白星で締め、後半戦に向け「五輪期間に練習為て成長したなとなるように」と初の2桁勝利も視野にさらなる研鑽を誓った。