日本ハム3連勝 侍選出の伊藤が7回無失点で楽天・早川に並ぶ新人タイ7勝目

[ 2021年7月9日 20:51 ]

パ・リーグ   日本ハム6ー1ロッテ ( 2021年7月9日    ZOZOマリン )

<ロ・日>7回を投げ終えベンチで笑顔の伊藤(撮影・長久保 豊)
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 日本ハムは9日、ロッテ(ZOZOマリン)と対戦し、先発のドラフト1位・伊藤大海投手(23)が7回無失点と好投すると打線も12安打6得点と投打がかみ合い、6―1で勝利。チームは3連勝となった。

 巨人・菅野智之投手(31)がコンディション不良のため、東京五輪代表の侍ジャパンに追加招集された先発・伊藤が「令和の怪物」ロッテ・佐々木朗との投げ合いで貫禄を見せた。140キロ台後半の直球を軸に5連勝中と波に乗るロッテ打線を7回まで1安打無失点投球の好投を見せた。

 打線は2回2死二、三塁の好機から浅間の中二塁打で2点を先制。2-0の5回には疲れが見え始めた佐々木朗を攻めた。先頭の浅間が中前打で出塁し、続く西川が四球で繋いだ。さらに高浜の犠打を佐々木朗が悪送球で欲しかった追加点。無死一、三塁から近藤がきっちりと右犠飛を放ち点差を4点と広げた。この回で佐々木朗をマウンドから降ろした。

 4-0の7回には先頭の高浜が3番手の小野から4試合ぶりとなる5号ソロ。さらに5-0の8回にも1死一、三塁から西川の二ゴロの間に1点を奪った。先制、中押し、ダメ押しとリズム良く得点を重ねた打線は12安打6得点を奪った。

 伊藤の7回無失点好投の後を受けたR・ロドリゲスが8回に1失点、9回には5点差で守護神の杉浦がマウンドに上がり無失点に抑えチームは3連勝。伊藤は楽天の早川と並ぶ今季の新人最多タイとなる今季7勝目(4敗)を挙げた。

 ロッテは先発の佐々木朗が85球中62球をストレートと強気の投球も5回4失点で降板し今季2敗目。打線は日本ハム先発の伊藤の前に7回1安打と沈黙。伊藤降板後、2番手、R・ロドリゲスから1得点を奪うのがやっとで連勝は5で止まった。

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2021年7月9日のニュース