オリックス・由伸　自己最多9勝目　「ほぼ毎回走者を出す投球」を反省も、7回無失点はさすが

パ・リーグ   オリックス8－0ソフトバンク （ 2021年7月9日    ペイペイD ）

＜ソ・オ12＞自己最多の9勝目をあげ手で9を作り喜ぶ山本（撮影・中村　達也）
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　オリックスは投打がガッチリかみ合って連敗を2で止めた。エース・山本が7回無失点で、自己最多9勝目。同僚の宮城と並び、両リーグトップに立った。打線は吉田正の決勝17号ソロや、T―岡田の2打席連続となる9号ソロ＆10号3ランなどで2桁10安打8得点を挙げ、快勝した。

　山本は、敵地のヒーローインタビューで「ほぼ毎回走者を出す投球でしたけど、リードを守れて良かったです」。キャリアハイとなる勝利数を挙げたことには「まだ前半戦なので。気を引き締めて、しっかり投げていきたい」と表情を引き締めた。

　中嶋監督は山本について、「ちょっと苦しかったのかなと思うけど、それでもゼロで抑えてくれるのは良いことですし」と評価。その上で、「何回かは3者凡退っていう方がリズム的には良いのでしょうけど、それは。得点圏に走者を背負うと苦しくなりますからね。まあ、それは、まだまだ進化できる、ということだと思う」と、さらなる飛躍を期待した。