巨人が痛恨黒星 連続トンネルから2失点 7回無死二、三塁で降雨コールド負け、ベンチは“WHYポーズ”

[ 2021年7月9日 20:14 ]

セ・リーグ   巨人1―4阪神 ( 2021年7月9日    甲子園 )

<神・巨>7回無死二、三塁、コールドゲームとなり、球審に説明を求める原監督(撮影・坂田 高浩)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は降雨コールドにより1―4で阪神に敗れて2連敗。直近5試合で1勝4敗となり、最大14あった貯金が11に目減りするとともに首位・阪神とのゲーム差が3・5に開いた。

 中12日での先発となった戸郷は初回、2回と3者凡退に仕留めて快調な滑り出しを見せたが、3回、先頭・佐藤輝の一塁方向への痛烈なゴロをウィーラーが“トンネル”。続く中野の当たりは併殺打性の遊ゴロとなったが、これを名手・坂本も連続で“トンネル”して2死走者なしになるはずが無死一、三塁とピンチが広がった。1死後、近本の二ゴロで三走・佐藤輝が本塁生還。ノーヒットで先制点を失った戸郷は続く糸原に右前適時打されてこの回計2点を失った。

 5回にはウィーラーが左翼ポール直撃の9号ソロを放って自らのミスをバットで取り返したが、その裏、戸郷は2死二塁から近本にカーブを中前適時打され再び2点差。6回には先頭のマルテに左越えソロを浴びた。巨人は3点を追う7回、ウィーラー、松原の連続長短打で無死二、三塁としたが、ここで試合途中から降り続いていた雨が強くなり、試合が一時中断。結局、試合は再開されることなく、27分間の中断後に降雨コールドとなった。眞鍋主審がコールドゲームを告げると、三塁側の巨人ベンチで宮本チーフ投手コーチが両手を大きく広げて“WHYポーズ”。同じくベンチで両手を広げた原監督は主審に説明を求めたが、すぐに引き下がっている。

 巨人はこれで6試合連続3点以下に終わっている。

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