ヤクルト・山田、侍同僚・岩崎撃ち24号2ラン!「何とかしようという気持ちだった」

[ 2021年7月9日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー6阪神 ( 2021年7月8日    神宮 )

<ヤ・神>8回無死一塁、山田は2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 試合中に広報を通じて出されたヤクルト・山田の願いは届かなかった。「次の打席が回ってくると信じて、準備をしておきます」。9回2死二塁。1番・塩見が空振り三振で試合終了。3番・山田の5打席目は回ってこなかった。

 3点を勝ち越された直後の8回無死一塁。同じ侍ジャパンメンバーの岩崎の内角135キロ直球を完璧に捉えた。大雨の中を切り裂き左翼席中段へ。「最後の最後まで諦めず、何とかしようという気持ちでした」。圧倒的な打球に相手外野陣は一歩も動かなかった。

 2戦連発の24号2ラン。同僚の村上に並び本塁打トップの巨人・岡本和に1差に迫った。チームは阪神戦3勝10敗2分けと黒星先行。快音を残した主将にも笑顔はなかった。(川手 達矢)

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2021年7月9日のニュース