東邦ガスが過去最高の8強入り 4番の若林が決勝2ラン エースの辻本は6回無失点で貢献

[ 2021年7月9日 18:51 ]

第46回社会人野球日本選手権 2回戦   東邦ガス6―1日本製鉄広畑 ( 2021年7月9日    京セラD )

<日本製鉄広畑・東邦ガス>1回2死二塁、先制の2点本塁打を放つ東邦ガス・若林(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 東邦ガスは投打がかみ合い2012年に並ぶ過去最高の8強入りを決めた。初回2死三塁から4番の若林俊充が右越えの先制2ラン。東海地区予選のJR東海との代表決定戦でも逆転2ランを放った主砲が、一振りで試合の流れを引き寄せた。

 「落ちる球。打たされないように、しっかり強く振ることを心がけた」

 投げてはエースの辻本宙夢が安定感抜群の投球で6回を4安打無失点。「準備はできていた。根気強く投げようと思った。ボールは全体的に良かった。バランス良く組み立てることができた」と振り返った。

 準々決勝は昨年の都市対抗で準優勝したNTT東日本と対戦。山田勝司監督は「8強は一つの目標だったので素直にうれしいが、過去の歴史をぶち破るには次が大事。しっかり全員でぶつかっていきたい」と言葉に力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月9日のニュース