堀内恒夫さん「笑っちゃうくらいに凄い(笑)」 中日守護神のR・マルティネスに脱帽

[ 2021年7月9日 15:32 ]

セ・リーグ   中日1―0巨人 ( 2021年7月8日    東京D )

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(73)が8日夜、自身のブログを更新。中日のリリーフエースであるライデル・マルティネス投手(24)の凄さに思わず笑ってしまったことを明かした。

 堀内さんの古巣・巨人は8日の中日戦(東京D)で相手先発右腕・柳裕也投手(27)に8回まで8三振を喫し、散発4安打無得点。1点を追う9回は守護神のR・マルティネスに梶谷、坂本、丸の主力打者が3者連続三振と手も足も出ずに敗れた。

 まずは柳について「素晴らしいピッチングだったね。色々なボールを色々なところに投げるんだけど自分の投げたいボールでストライクも取れるし勝負球にも出来る。球数され問題なければ完投出来るピッチャーだよ」と絶賛した堀内さん。「今日も『最後まで行けるぞ』って観てたけどまぁ、9回に投げたマルティネス」と続け「彼の三者三振が笑っちゃうくらいに凄い(笑)」と梶谷を内角への156キロ直球で、坂本を外角低めへの157キロ直球でともに見逃し三振に仕留めた後、最後の丸は鋭く落ちる144キロのスプリットで空振り三振に仕留めた中日守護神に脱帽した。

 「あれを観てたら役割分担で最後を任せたくもなるけど」と堀内さん。「でも、柳くんの場合は完投出来るピッチャーとして経験積ませてあげた方がいいんじゃないかと思って観てましたよ」と8回でまだ107球だった柳の完封勝利も見たかった、としていた。

 巨人は中日との3連戦で1勝2敗に終わり、7カードぶりの負け越し。前橋で開催された3連戦初戦でも2―3と1点を追う9回、R・マルティネスに梶谷がワンバウンドのスプリットに空振り三振、代打・若林もスプリットに空振り三振、代打・亀井もスプリットに空振り三振と3者連続三振でゲームセットとなっている。

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2021年7月9日のニュース