ロッテ・佐々木朗 日本ハム戦でプロ5度目の先発 松坂から怪物伝説継承だ

[ 2021年7月9日 05:30 ]

ロッテの佐々木朗希
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 怪物伝説を継承する。ロッテの佐々木朗が9日、日本ハム戦(ZOZOマリン)でプロ5度目の先発登板に臨む。「平成の怪物」こと西武・松坂の引退発表後、初登板となる「令和の怪物」は「まずは自分の投球ができたらいい」と抱負を口にした。

 前回6月24日のソフトバンク戦は、6回途中3失点ながらプロ初黒星を喫した。15日ぶりの登板。2勝目と本拠地初勝利が懸かるマウンドで「足のある走者を塁に出さない。あとは制球重視でしっかり投げたい」と、まずはチームの勝利を最優先とした投球を心掛けるつもりだ。

 高校時代に最速163キロを記録し「令和の怪物」の称号を得た。投げ合いは実現しなかったが、松坂とは20年元日付の本紙インタビューで紙面初競演。「本当に凄い方。松坂さんの記録を超せるように、そして松坂さんより凄い投手になれるように」と語った。一方、松坂からは「“○○の怪物”と言ってもらえるのは、江川(卓)さんの次が僕だったと思います。周りにいろいろなことを言われても、これだけは変えないという部分を持つことが大切」とエールを送られた。

 投げ合うのは6勝をマークしているドラフト1位右腕の伊藤。平成の怪物が日米通算170勝のスタートを切ったのと同じ日本ハム戦で、令和の怪物が2勝目に挑む。 (君島 圭介)

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