ダルビッシュ 3回8安打6失点、集中打浴び今季最短で降板 日本人2位タイ79勝目ならず

[ 2021年7月9日 11:10 ]

ナ・リーグ   パドレス―ナショナルズ ( 2021年7月8日    サンディエゴ )

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が8日(日本時間9日)、本拠地サンディエゴでのナショナルズ戦に今季18度目の先発登板。3回8安打6失点で今季最短で降板した。一時、8点差をつけられたパ軍だったが、6回に同点に追いつきダルビッシュに勝敗はつかなくなった。

 立ち上がりの初回に1死からターナーに左越え17号ソロを被弾。さらに2死二、三塁からゴームズに中前2点適時打されて3点の先制を許した。2回は3者凡退に抑えたが、3回は4安打を集められて3失点。この直後の打席で代打を送られ降板した。勝利投手になれば、8勝目でメジャー通算79勝目となり、黒田博樹(ドジャース、ヤンキース)と並んで日本投手歴代2位だった。

 パ軍は4回表を負えて8点のビハインドを背負ったが、ナ軍のシャーザーを攻めて4回裏に7得点、6回には1得点して同点に追いつき、ダルビッシュの敗戦投手はなくなった。

 前回登板の3日(同4日)のフィリーズ戦では、6回を投げ6安打1四球8奪三振、4失点。敗戦投手となり、今季通算成績は17試合で7勝3敗、防御率2・65となっていた。

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2021年7月9日のニュース