千賀登録抹消 2軍から五輪へ 工藤監督「本人も迷いがある」 6日復帰戦で自己ワースト10失点

[ 2021年7月9日 16:17 ]

6日のロッテ戦の3回途中、9失点で降板した千賀 (撮影・西川祐介)
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 復帰途上の剛腕が、2軍から東京五輪に臨む。ソフトバンクは9日、千賀滉大投手(28)の出場選手登録を抹消した。同日のオリックス戦前に工藤監督は筑後ファーム施設での再調整をエース右腕に促した。

 「状態が上がってきていなかった。いけるかいけないかの判断を自分でもしないといけない。本人も迷いがあるみたいなので、ファームでしっかり投げた方がいいかな」と指揮官は説明した。

 最短での出場選手再登録は19日以降で、侍ジャパンの仙台合宿は翌20日から始まる。千賀は左足首じん帯損傷から復帰し、5日に侍ジャパンに追加招集された。6日ロッテ戦で91日ぶりに1軍復帰登板を果たしたが、2回2/3、9安打、自己ワースト10失点と大炎上していた。日本のエースとしても期待が懸かるが不安を残していた。 

 代わって、リバン・モイネロ投手(25)が出場選手登録された。

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