【大谷と一問一答】花巻東の先輩菊池と球宴同時出場に「高校の監督も喜んでくれる」　ダルとの初対決も熱望

＜エンゼルス・オリオールズ＞3回1死から中越え31号ソロを放ったエンゼルス・大谷（AP）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（26）が4日（日本時間5日）、本拠地アナハイムでのオリオールズ戦に「2番・DH」で出場し、松井秀喜が04年のヤンキース時代にマークした日本選手シーズン最多本塁打記録に並ぶ31号を放った。4打数1安打1打点、1得点。チームは6―5でサヨナラ勝ちし、4連勝。

　試合中には大リーグ機構（MLB）がオールスター戦（13日＝同14日、コロラド州デンバー）に選手間投票などで選ばれた投手と控え野手を発表し、大谷はファン投票選出のア・リーグDH部門に続き、同先発投手部門でも選出された。以下、試合後の一問一答。

　――松井秀喜に並ぶ日本選手最多31号。これまで日本人打者にとって大きな壁だった数字に前半戦で並んだ。
　「小さい頃から見ていた、憧れていた選手に並べたっていうのはすごい嬉しいことだなと思います。ただ、まだ前半なので、1本1本、前回から言っている通り、積み上げていけたらなと思います」
　――オールスター戦はファン投票でDHで選出され、この日は選手間投票で先発投手で選出。オールスター史上初の二刀流出場でどんなプレーを見せたいか。
　「（オールスター戦出場が）初めてなので、まずは楽しみたいなと思います。ホームランダービーとかもあるので、全体的にそうやって楽しめたらなと思っています」

　――花巻東の3学年先輩にあたるマリナーズの菊池雄星、古巣・日本ハムの先輩にあたるパドレス・ダルビッシュ有も選出。同じ高校出身の2人同時選出は快挙。ダルビッシュとは日米含めて初対決する可能性がある。
　「すごい率直にうれしいですし、高校の監督とかもやっぱり喜んでくれるのかなと思う。実際にダルビッシュさんとはまだ対戦したことがないので（対戦）してみたいなというのが率直なところかなと思う。自分らしいスイングができればいいかなと思っています」