DeNA、今季12度目巨人戦や~っと勝てた 宮崎が逆転V弾、三浦監督「流れが変わる。大きな1勝」

[ 2021年7月5日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―2巨人 ( 2021年7月4日    神宮 )

<D・巨>3回、7号2ランを放つ宮崎(撮影・白鳥 佳樹)
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 やっと勝てた。季節はもう梅雨。降りしきる雨の中、遅ればせながら、今季12度目の対戦でDeNAが巨人から初勝利だ。

 「やっと一つ勝てた。一つ勝ったことで流れが変わる。大きな1勝だと思う」。三浦監督にとって、これが監督として巨人からの公式戦初勝利。かみしめるように「リードをみんなで守り、しっかり踏ん張ってくれた」と選手たちを称えた。

 前日の敗戦で対戦成績は0勝8敗3分け。この日も序盤の得点機を逃し、2回に先制点を許した。嫌な流れを変えたのが5番・宮崎だ。0―1の3回2死一塁で高橋のスライダーを左翼席へ。逆転7号2ランに「甘く来たら積極的にいこうと思ってた。入ってくれてよかった」と話した。高橋から通算3発目。前日は左肩の違和感で途中交代しながら、ここぞで相性の良さと勝負強さを発揮した。

 「特別、巨人だからというのはない。毎試合勝ちたいと思ってやってる」。宮崎が止めたのは巨人戦の負の流れだけではない。これがチーム浮上の大きなきっかけになる。(秋村 誠人)

 ▼DeNA・大貫(5回2/3を1失点で今季3勝目)毎回走者を背負う苦しい投球になってしまったが、直球とスライダーの精度がよく、持ち味の粘り強い投球ができた。

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2021年7月5日のニュース