トヨタ自動車 “新エース”渕上8回零封!2大大会初先発「先に点を与えることだけはしたくなかった」

[ 2021年7月5日 05:30 ]

第46回社会人野球日本選手権1回戦   トヨタ自動車1-0TDK ( 2021年7月4日    ほっと神戸 )

<TDK・トヨタ自動車>力投するトヨタ自動車・渕上(撮影・井垣 忠夫)
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 1回戦1試合があり、3大会ぶり6度目の優勝を目指すトヨタ自動車が1―0で競り勝ち2回戦進出を決めた。先発した渕上佳輝投手(24)が8回無失点の好投で貢献。1回戦16試合は全て終了し、9日からは京セラドームに舞台を移して大会が再開される。

 2年目右腕の渕上は強豪・トヨタ自動車のエースらしく、隙を見せることはなかった。2大大会で初先発して8回を零封。息詰まる投手戦を制した。

 「先に点を与えることだけはしたくなかった。自分にとって克服すべき課題だったので良かった」

 初回2死二、三塁など得点圏に走者を背負った3度の窮地を抑えた。140キロ台の直球と宝刀チェンジアップに加え、曲がりの鋭いスライダーも有効活用。6回2死二塁でもスライダーで空振り三振を奪った。

 昨年まで在籍した栗林(現広島)からは、どんな練習にも妥協しない姿勢を学んだ。「ダッシュ1本でも最後まで手を抜くことはなかった」。制球力を高めるため、外角低めだけ100球以上投じた日もある。地道な日々の積み重ねで周囲の信頼を勝ち取り、大事な初戦の先発を託されるまでに成長した。

 9回は佐竹功年の救援を仰いだが、藤原航平監督は「勝たせるピッチングをしてくれました」と最敬礼。6度目の頂点へ、新星がフル回転する。(森田 尚忠)

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