ヤクルト「米国代表」マクガフ 侍ジャパンの難敵に 6月10セーブの球団新記録樹立の守護神

[ 2021年7月5日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―3中日 ( 2021年7月4日    バンテリンD )

<中・ヤ>最後を締めたマクガフ(撮影・椎名 航)
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 夏本番に向けて上り調子だ。ヤクルト・マクガフが3―3の9回に登板し、最速154キロの直球を軸に10球で3者凡退。11試合連続無失点をマークした。

 高津監督が「非常に信頼している」と語る来日3年目の助っ人。5月下旬から守護神を務め、6月に月間10セーブの球団新記録を樹立した。今季は防御率1・77の安定感を誇り、東京五輪の米国代表に選出された。大学2年の10年以来の代表入り。相談した高津監督からも「出るべき」と背中を押されての出場に「本当にうれしい」と誇らしげだ。

 日本を「第二の故郷」と呼び、誕生日は2年連続で寿司を食べた右腕。同僚で侍ジャパンの山田、村上と対戦する可能性もある。「ムネ(村上)とテツト(山田)をどうやって打ち取るかは、トップシークレットです」と大舞台での対決を想像して笑みを浮かべた。(青森 正宣)

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2021年7月5日のニュース