ダルビッシュ 「サイ・ヤング賞」を諦めた瞬間を告白「これでなくなったって思いました」

[ 2021年1月25日 00:27 ]

ダルビッシュ有(AP)
Photo By AP

 カブスからパドレスに移籍したダルビッシュ有投手(34)が24日放送のTBS「林先生の初耳学」(後10・15)にリモート出演し、「サイ・ヤング賞」を諦めた瞬間を告白した。

 昨年のダルビッシュ登板全試合を録画し見直したというインタビュアーの予備校講師でタレントの林修(54)は「(レッズの)ムスタカスに投げたあのカーブ」と印象に残っている1球を挙げた。それはダルビッシュが自身8連勝を懸けた9月9日(日本時間10日)のレッズ戦。初回2死一、二塁の場面で5番・ムスタカスに投じた2球目のカーブを本塁打にされた1球だった。

 ダルビッシュは「あれは今でも投げる」と振り返った。あの1球に対して「当然の選択」とし「ムスタカスは最初のカーブは基本的に打たない」「あれは一種のリスペクト。いい投手とか、相手がいいなと思うと初球から振ってくることがある。そういうのがあるとリスペクトだと言われることがある。『最初から打たないと無理だ』ということで振ってきてくれた。あれは全然OK。投げちゃダメな球じゃなかった」と納得していた。結果として本塁打だったが、最善の手を考えると「あれが最善の手だったので、あれは運が悪かったというのが自分の認識」と語った。

 ダルビッシュは、その本塁打よりも9月20日(日本時間21日)のツインズ戦で7回無死二塁からケプラーに打たれた本塁打を「やってはいけないホームラン」と挙げた。「ホームランとしては悪いホームラン」としたが「7回にマウンドに上がれたっていう精神的な部分に関しては自分自身で凄く評価している」とした。その理由として「ここ数年なかなかできなかった。自信がないとかあったんですけど、あれはプラスになった登板だった」と前向きに捉えていた。だが、ケプラーに打たれた本塁打の打球を見ているときに「これでサイ・ヤング賞はなくなったって思いました」と、当時の心境を告白した。

 それでも「2020年の大事な2つ。今後の自分の方向性を決める大事な2本のホームラン」とし、特にケプラーの本塁打は「凄くダメージがデカかったですけど。サイ・ヤングという意味でデカかったですけど、本当に成長できたホームラン。成長を感じられるホームラン」と感謝した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年1月24日のニュース