ソフトB・西田広報 現役引退後に転身 明るい人柄評価され29歳で抜てき

[ 2021年1月24日 07:02 ]

プロ野球異色経歴広報マン

松田(左)の自主トレに同行する西田広報(撮影・岡田 丈靖)
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 本格的な「ウィズ・コロナ」のシーズンとなる2021年のプロ野球。すでに今春キャンプも無観客でのスタートが決まっている。ステイホームを心掛けるファンに向けた選手情報の発信という役割を担う重要セクションが広報部。異色の経歴を生かして奮闘する広報マンたちにスポットを当てる。

 年明けに始まった主力選手の自主トレ公開や新人合同自主トレ。ソフトバンク・西田哲朗広報(29)は昨年までの現役時代と同様にグラウンドを駆け回る日々だ。「今まで選手として広報の方にお世話になった。いろいろな角度から野球を見ることができて毎日が勉強です」と笑う。

 昨年12月から現職となったばかりだが戸惑いはないという。「やりがいがある仕事。選手のことをいかにメディアの方に取り上げてもらえるか。コロナの影響で取材が難しいところもあるけど、魅力を伝えてもらえるように。それを考えています」と目を輝かせる。

 各球団に元選手の広報は多いが、29歳での抜てきは人柄を評価されてのものだろう。現役時代には試合前の円陣での声出しなどでナインを和ませる役割を果たしてきた西田氏。ユニホームがスーツに替わっても、チームへの思いは変わらない。(川島 毅洋)

 《多くの球団で元選手が活躍中》巨人の上野裕平氏、朝井秀樹氏ら、阪神の二神一人氏、緒方凌介氏ら各球団に元選手の広報部員は多い。通常の活動だけでなく、現役選手の気持ちに寄り添うなど精神的なサポートも可能。現役時代にヤクルトに在籍していた01年に14勝で最多勝に輝くなど現役通算83勝をマークしたDeNAの藤井秀悟氏は打撃投手を兼務し、現役時代に11年間で通算202試合に登板したヤクルト・中沢雅人氏は2軍サブマネジャーも兼務するなど、それぞれが能力をフルに生かしてチームに不可欠な存在となっている。

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