阪神ドラ4栄枝 キャンプはステイブルペン!投手と“密”な関係築くぞ 会食なくても心配なし!

[ 2021年1月24日 05:30 ]

【プロ野球阪神新人合同自主トレ】 ダッシュをする栄枝裕貴=甲子園球場(代表撮影)
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 阪神のドラフト4位・栄枝裕貴捕手(22=立命大)が23日、新人合同自主トレ後にオンライン取材に応じ、今春キャンプでは“ステイブルペン”で投手陣とのコミュニケーションを密にすることを誓った。コロナ下で貴重な会話の機会だった外食などができない中、グラウンドでの時間を無駄にせずバッテリー愛を深めていく。

 コロナ下は新人捕手にも逆境だ。当面、無観客で行われる春季キャンプでは感染防止策が徹底され期間中の外食は一切、禁止の方向。栄枝にとって、投手陣と交流する貴重な機会が奪われる形となるが、即戦力として期待される22歳は即座に思考を切り替えた。

 「なかなか(沖縄の)ホテルに帰ってからも、別の人の部屋にも行けないので(投手と)会えるのはグラウンドの上だと思って、グラウンドではそういうことも考えながらやっていきたい」

 そこで“拠点”に挙げたのがブルペンだ。「ほとんど年齢が上の方なんで躊躇(ちゅうちょ)すると思うんですけど、やっぱりブルペンの中では積極的に話しかけていく」と意欲的。大学時代には「心配性でずっとブルペンに入って投手の球を見続けて」と多くの時間をブルペンで過ごしたエピソードを披露した。その方式をプロでも踏襲。初の沖縄キャンプでも時間の許す限り“ステイブルペン”を心がけ先輩、後輩関係なく密にコミュニケーションを図っていく。

 すでにYouTubeで同僚の球種や球速をチェックし予習も開始。コンビを組むイメージを膨らませる中で“意中の人”には3歳上の高橋を挙げた。

 「バッターの手元でも球速が落ちてないんじゃないかぐらいの伸びを感じる。(番組で)鳥谷さんはなかなか速いって言わないらしいんですけど、遥人さんの球は速いって言ったのを見て、それは早く受けてみたいなと」

 大学時代、4年でレギュラーをつかんだ苦労人。投手がどんな状況で痛打されたかを事細かくノートに記し、2人で反省会を開いて次の登板に備えていた。現役時代の矢野監督をほうふつとさせる対話重視の女房役。「時間もない」と焦燥感を抱くあたりも即戦力としての自覚がにじむ。

 「(キャンプ中は)アップの時だったりとか、時間がある時なんかに少しお話とかして、(投手は)どういう人なのか分かれば受ける時にやりやすいので。時間を見つけたら積極的に声かけていきたいと思います」

 ソーシャルディスタンスが合言葉の今、バッテリーの距離まで離すわけにはいかない。心の接近に自粛はいらない。「With栄枝」で正捕手争いに割って入る。 (遠藤 礼)

 【阪神・栄枝はこんな選手】
 ▽学業優秀 母・真実さんによれば「(小学校の)通知表は◎○△の評価で1年から6年までほとんどが◎評価」だったという。中学受験では第1志望こそ不合格だったが、私学の高知中に進学。
 ▽マージャン好き 大学で覚え、投手とのコミュニケーション手段の一つとして使うつもり。立命大野球部のイヤーブックには将来の夢に「プロ雀士」と書いたことも。
 ▽目標は名球会捕手 目標とする大学の先輩は、元ヤクルトの古田敦也氏。野村克也監督の下でID野球の申し子と呼ばれた“頭脳派捕手”を目指す。

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